平日の朝からミナミへ

先日、長年の友人であるしゅうへい君と朝から大阪ミナミのとある雑居ビルに行ってまいりました。

 

 

 

ド平日の早朝からラッシュアワーの電車に揺られること小一時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時間にこんな場所にいてること自体まず無いので凄く新鮮でどこかワクワク。

 

 

 

 

 

さて、この日我々がここに来た理由はと言うと

 

 

「X'mas Eileen」のVo兼映画監督である「Koji Uehara氏」が手掛ける次回作の映画

 

「MY MOTHER NEVER CRY」

 

の出演オファーをエキストラ役で頂きまして(もちろん反社役で)

 

ありがたくノコノコとやってきたわけでございます。

 

 

 

 

我々の役は暴力団幹部と言うことでまずは着いて自前のスーツに着替えるのですが、

 

 

着替えるのが面倒だと自宅からあらかじめ衣装を着てきたしゅうへい君、

 

 

 

コートを脱ぐと、、、

 

 

 

ジャケットが無い、、、

 

 

 

 

 

どうやらベストのうえにジャケットを着るのを忘れてきたらしく、、

 

暴力団と言うより、うさんくさいバーテンダー(笑)

 

 

 

 

こいつぁ弱ったなぁ…なんて苦笑しておりましたところ、

同じ控室に居てたもうひとりのエキストラ(反社役)の方が、初めておろしたと言うスーツを取り出し更に驚愕、、、

 

 

 

 

 

ズボンが無い、、、

 

 

 

 

こっちは見事にズボンを忘れたようで、、

 

 

 

 

 

ジャケット忘れズボン忘れ朝からグダグダやん(笑)

 

ただでさえエキストラ足らん言うてんのにこんなもんまた一人減ったようなもんやん(笑)

 

 

 

 

 

ほんとねぇ、、、40も過ぎるとこう言うことが普通に起こるんです。

 

あぁ恐ろしい。

 

老化と言うものは。。。

 

 

 

 

 

まあ幸い待ち時間が長かったのでその間に対策を練って事なきを得たんですが。。。

 

 

緊張感無さすぎて逆に不安になりましたよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、撮影本番はと言うとグダグダの我々とは裏腹にピリピリと緊張感が伝わり

 

普段映画などで目にするような俳優さん達のオーラもさながら、ただおるだけの役で右往左往する我々とは打って変わって淡々と演技をこなすその姿に圧倒され、

 

映画のお仕事ってこう言うふうに進めていくんだなとただただ感心するばかりでした。

 

 

 

 

 

 

撮影の合間に少しだけ監督であるKoji君とお話をさせていただきましたが、

 

本当にこの人の若々しくエネルギッシュなところは25年前と全く変わりませんね。

 

挑戦し続けるかっこいい姿をみてまた良い刺激を受けました。

 

 

 

 

 

つーか出会って25年になるんすね。

 

 

そりゃ物忘れもひどくなるってもんですわ。(笑)

 

 

 

 

 

代役なんていくらでもいてると思うんですが、そんな中わざわざ我々を選んでオファーをいただけると言うのも、

長い付き合いがあってか特別に目をかけてくれてるのかなあと勝手ながら解釈しております。

 

 

今回も貴重な経験をさせて頂き本当に感謝しております。

 

そしてKoji Uehara監督の描いた物語のほんの一部になれたことを嬉しく誇りに思います。

 

 

 

自宅を出る前、子供達にそれはそれは誇らしく

 

「映画の撮影に行ってくるわ。」

 

と言い残して出てきたのですが、子供達から

 

「お父ちゃんいつテレビに出るん?」

 

と聞かれたので、否定も肯定もせず

 

「まあそう慌てるな。」

 

とだけ答えて家を後にしたことは言うまでもございませんが。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな貴重な体験をさせていただいた一日、

何かとはしゃいで撮った写真は今回割愛させていただきまして、

 

代わりに豚足をむさぼる力士とスナイパーを載せておきます。

 

 

 

 

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

※Koji Uehara氏による前回の監督作品

「虹が落ちる前に」

の予告編動画はコチラ↓↓↓